令和３年度　東京マイスター　東京都優秀技能者　知事賞　受賞
「師匠と私、日々の積み重ねがカタチになりました」

この度、わたくし小池孝広は、東京マイスターに認定していただきました。

この様な素晴らしい賞をいただけて、とても光栄に思います。

これまで師匠と共に日々積み重ねてきた事が、評価していただけたのは技術者冥利につきますね。

そして私と弊社のことを支えて下さっている、すべての方々に感謝を申し上げます。

私は１７歳の頃から、精密部品機械加工の世界に入りました。

初めての加工で、ただの金属の棒が綺麗なネジに生まれ変わることに、

シンプルに「凄い！面白い！」と感じたのを今でも鮮明に憶えています。

そこから約２３年、この仕事の楽しさや奥深さ・存在意義などを知り、すっかりハマってしまいました（笑）

この賞は東京都知事より、技術者個人に与えらるものなのですが、

私としては、小池製作所と弊社に関わってくださっている方々、みんなで受賞したという感覚ですね。

まず、社長であり師匠でもある父には、誰よりも何よりも感謝をしています。

1974年に創業し、５０年近い年月をかけて積み重ねてきた、「技術」「知識」「経験」はもちろん、

「技術者としての姿勢」「存在意義」「クライアントの創出」など、社長として、技術者として、

小池製作所の「芯」となる大切な部分をつくり、たくさんのことを私に教えてくれました。

これは現在、私の技術者としての大切な基礎となっています。

これからも、師匠の積み重ねてきた事と私の新しい試みや思考を融合し、

小池製作所を成長させることで技術者ならではの、新しい景色を共に見られたら嬉しいですね。

そして改めて、師匠である父は「偉大な技術者だなぁ」と思います。

二代目として小池製作所の「歴史」を継げたことは、私の誇りです。

また、弊社を信頼し「やりがいのある仕事」の依頼をくださる企業の方々や協力業者さん、

切磋琢磨できる同業者の先輩方や仲間たちの存在があるおかげで、少しづつですが日々成長できたことが、

今回の東京マイスター認定に繋がりました。ありがとうございます。

最後に、この人の存在なくしては小池製作所はうまく機能しません。

いつも潤滑油の様な役割をしてくれています。

クセの強い？技術者２人を影で支え続けてくれている、母は本当に凄いですよね。。。（笑）

普段、面と向かって言うのは恥ずかしいので、この場をお借りして伝えたいと思います。

「いつもありがとう。感謝しかないです。」

■ 東京マイスターとは。　

マイスター(Meister)とは、ドイツ語で「名人」「親方」「師匠」などといった意味合いを持ち、　

東京都においては、都内に勤務する技能者のうち、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と

認められる者を東京都優秀技能者（東京マイスター）として東京都知事賞を贈呈しています。

＊東京都東京マイスターHPより参照 https://www.meister-award.metro.tokyo.lg.jp/

インスタグラムは、ほぼ毎日更新中